俺、鈴木隼人(すずきはやと)!!
小学五年生!!
今日は、翔と一緒にブラジャーを買いにジャスコまで来ている
隼「緊張するね…翔子(しょうこ)ちゃん」
翔「そうね、隼(じゅん)ちゃん…でも、私もこの格好の必要あったのかしら?」
翔には、頼みこんで女の子の格好をしてもらっている
若菜さんのお胸スワップの魔法のおかげもあるが
翔のお母さんと妹が、可愛い髪型にしたので、どこからどう見ても女の子だ
隼「だって、男の子の格好だと、居づらいでしょ?」
翔「そうだけど…」
翔の顔が、泣きそうだ
自然な女言葉をみると、俺が凜さんたちにされたように、事情を知った妹にみっちり指導されたようだ
実際は、翔が居づらくならないためだけじゃない
男の翔にときめいている俺の心を少しは誤魔化せるから…
翔にときめいていることは認める…だが、それは翔が女の子並みに、いや、女性よりも可愛いからであって、決して、俺のことをよくわかってくれて、趣味や話もあい、いざというときは頼りがいがあるためではない
二人のときを味わいつつ、歩いていくと、ジャスコ内で魔法少女のお姉さんたちと合流した
二人だと確かに入るのをためらったかもしれないが
もう少し二人のときを楽しみたかった
結果的には、俺の身体は特殊な状態になっているので、店員さんに身繕ってもらうわけにもいかず、凜さんがいて助かった
凜さんにブラを買ってもらうと、試着室の方で、千紗さんと若菜さんが手招きしている。
隼「?」
俺と凜さんは、わけもわからないまま、そこに入ると、
そこには、千紗さんと若菜さんにより、下着女装をさせられた翔が立っていた
俺の中で、何かが壊れる音がした
俺の感情の高ぶりが、俺の身体を完全に女性に変えた
他の誰にも翔の下着女装を見せないように、抱きつくと、
隼「今、確信した…いや、ずっと前からわかっていたのに、気付かないようにしてた…俺は翔が好きだ!」
猫神様によると、この日、俺の魔法のレベルは、三人を超えていたらしい
俺は、翔の返事を待たず、その唇をふさいだ