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二次創作 2022-07-24 この作品を通報する
のぞみ 2022-07-24 二次創作 作品を通報する

『魔法少女翔〜ちさちさ編2 二次創作小説〜』

再びさね野郎先生の代表作、「魔法少女翔」の二次創作小説を書かせていただきました!!! 今回のお話は前にも書かせていただいた「ちさちさ編」の新たなる続編になります! 千紗視点からの物語。翔との再びのデ... 続きを読む

元になったシリーズ
魔法少女 翔

『魔法少女翔〜ちさちさ編2 二次創作小説〜』 「1」 〜千葉女学院 校門〜 「おや?根城さん、もうお帰りですか?お気をつけて、ごきげんよう。」 「はい先生。ありがとうございます。ごきげんよう。」 「ごきげんよう根城さま。またお時間がございましたら是非「格ゲー研」にいらしてください!」 「えぇ、時間が出来ましたらお伺いさせていただきますわ。ごきげんよう。」 …というわけでごきげんよう。 私は「根城千紗(ねじょう ちさ)」。現役プロお嬢様よ。そして裏ではこの市内の東地区担当「魔法少女」をやっているわ。 まぁ私の事は後回しで…今日は早く帰らなくちゃ。 優雅に早歩き早歩き…。 「千紗お嬢様、お迎えにあがりました。」 「ありがとう、じいや。」 校門前に千紗の執事である「じいや」が車で迎えに来ていた。 車に乗る千紗。根城邸へ発進する。 「しかし今日は珍しいですな。お嬢様が車のお迎えを呼ぶのは。いつもでしたら帰り道にご友人のアジトや他の場所へ寄り道をしておいでですのに。」 「今日はアジトの集会はないわ。明日楽しい予定が出来たからその準備のために早く帰りたかったの。」 スマホをいじりながら答える千紗。 「明日?じいやの把握している限りでは確か一日中お休みの日でしたな。」 「えぇ。私、明日は出かけるから。」 「差し支えなければ、何処へお出かけに行かれるのでしょうか?」 「………それは。」 ----------------------------------- 〜数日前 魔法少女達のアジト〜 「え!?ホント?いいの翔!?」 「うん。だって千紗姉、お嬢様特訓で沢山色々なこと教えてくれたし。何でも言ってよ。(25話 翔お嬢様 参照)」 「そうね〜今「何でも」って言ったわよね…。」 この可愛い男子小学生の女の子は「風穴 翔(かざあな かける)」。 「北地区担当の魔法少女」になった小学生で、男の子なのに魔法少女になれるとっても不思議で可愛い後輩なの。 先日、翔の「魔法少女の特訓」として現役プロお嬢様である私監修のもと、じいやを使って「お嬢様ごっこ」をしたんだけど……「そのお礼に何かしたい。」って今言ってきたわ。 ほんっっっっと可愛いわねこの子!!! 「じゃあさ翔!またデートしましょ!」 「えっ!?また!?(二次創作小説「ちさちさ編」 参照)」 「何よ〜嫌なの?」 「嫌じゃないけど…ほら…」 翔が千紗の後ろを指差すと、後ろで聞いていた同じ魔法少女の仲間である凛(りん)と若菜(わかな)が驚いた顔をしていた。 「ち・千紗…お前…デート…だと?なんて…羨ましい…!いや、待て。「また」とは何だ!?前にも行ったのかお前たち!?」 「いやぁ〜ちさちさ大胆だねぇ〜。うら若き小学生を2人っきりのデートに誘うとは。しかも2回目とな?」 「別に、最初は馬鹿菜に尾行とかされたくなかったから内緒で行ってただけよ。でもまぁ今回は知られちゃっても仕方ないわ。翔が皆の前でお礼の話をしちゃったし。」 「え〜…俺のせいかよ。」 (ちなみに今、翔は女の子に変身しているため絵面は女の子同士のお出かけ話に見えている。) 「な・なら私も同行しよう!いつ出発すr…!?」 「あ、凛姉。それはダメ。今回は私が翔を独り占めするターンだから。」 そう言って千紗は翔を自分が所有してるかのように後ろから両肩を掴んで寄せる。 「私が…翔に「お礼」をしてもらうの。ね?」 「え…う・うん。」 「そ・そんなぁ〜……。」 落ち込んで部屋の隅でうずくまる凛。 凛の背中をさすって慰める若菜。 「まぁまぁキャプテン。しゃあないっすよ。じゃあちさちさ〜。翔に変なことしないようにね〜。」 「なによ変なことって。馬鹿菜じゃあるまいし。」 「じゃ・じゃあ次の休日でいい?千紗姉。」 「えぇ翔。楽しみにしているわ。」 ---------------------------------------- 「2」 〜そしてデート当日 ゲームセンター「百合BOWL」〜 「あ!千紗姉きた…って車で来たの!?しかもスゴい長い車…。」 「おはよう、翔。ちゃんと時間通りに集合できたわね。」 ふむふむ、翔は男の子のままでいつもの私服ね。 ちなみに私は今回のデート用のため特別にオーダーメイドした私服。(前日準備の一つ) 今日はホントに楽しみだったから気合い入れてきちゃった! 「あ、じいやさん。おはようございます。」 「おはようございます。翔さま。(運転席から)」 「さて、じゃあ翔!前回のデートは「ジャスコ」だったけど、今回は「車」を使って色々な所へデートしに行くわよ!」 そう、今回のデートはずばり「ドライブデート」! 私と翔は未成年だから運転できない、なので今回は運転だけじいやに手伝ってもらう事にしたわ。 ……念の為の尾行対策なのは秘密。 「あれ?ここに集合だったから最初はゲーセンだと思ってたけど…違うの?」 「ここにもまた来るわ。さぁ、はやく車に乗って翔。」 「う・うん。」 〜移動中 車内〜 「すっげぇ〜!中はソファみたいな席なんだ!飲み物やテレビもある!こんな車初めて乗った!」 「翔はリムジン初めてなのね。まぁコレは私の家のじゃなくて今回の為に借りてる車なんだけど…。喜んでもらえたようで良かったわ。」 「普通の人はコレ乗れないよ千紗姉…!」 「ふふふ。じゃあまずは…「海」でも見に行きましょうか。」 「海???」 〜出発して30分後 種差海岸 芝生〜 海が見える絶景!そして広大な芝生!市内の観光名所の一つである。 目の前の広々とした光景に翔の眼がキラキラしていた! 「うわぁ〜!広〜い!ねぇ千紗姉!走ってきていい!?」 「いいわよ。でも岩場までは走ってっちゃダメよ?」 「わかった〜!(ダッシュ)」 「……こんなに広いと走り回っちゃうわよね〜翔。やっぱり男の子ね。おっと、写真写真〜。」 翔のはしゃぐ姿、せっかくのデートだし撮っておかなきゃ損でしょ! (パシャリ!) その後は一緒に芝生の上で寝転がったり、埠頭の付近まで歩き回ったりしてきた! 〜近くのカフェで休憩〜 (翔はリンゴジュース。千紗は紅茶。) 「そういえば前のデートの時は「途中で女から男に変わる」のとかやったけど、今日のデートは男のままでいいの?千紗姉。」 「……あら、翔は女の子になりたいの?(ニヤニヤ)」 「なっ…!そう言う意味で言ったんじゃ…そんな事思ってないもん!俺はもともと男だし!」 「へぇ〜…じゃあ今日は男の子のままでも良いわよ翔。無理強いは…しないわ。」 「え…?そ・そう?わかった…。(ソワソワ)」 ふふふ、そんなに女の子になりたいなら……ちょっと揺さぶってあげようかしら?(悪い顔) 「3」 〜車で出発して20分 ショッピングセンター 1階ファッションエリア〜 「この服もなかなか良いわね。どう翔?似合う?」 「うん。いいんじゃないかな?」 「むぅ…感想が軽い〜。」 「ご・ごめん千紗姉…でも何で女子の服の所ばっかり…。」 そう、今私たちは車で市内に戻ってきてショッピングセンター内の服を見て回っている。 予定には無かったけど、せっかくだから翔に自覚してもらうために…ね。 〜数分後〜 「あっ……可愛い(小声)。」 「?」 歩き回ってると翔が小さく呟きながら立ち止まった。 見てる先には女の子のマネキンが着てる可愛い服がある。 そんな翔を見てニヤつく千紗。 「翔………コレ着たいの?(ニヤニヤ)」 「ハッ…!いや、何でもないよ千紗姉!それより…」 その場を離れようとする翔を後ろから捕まえて立ち止まらせる千紗!そして耳元に口を近づけて… 「翔、素直になりなさい。その可愛い服、着たいんでしょ?」 「ぐっ…でも俺…今は男…。」 「大丈夫。試着室で変身しなさい。それで問題ないでしょ?」 「でも…。」 「私が周りを見張っててあげる。ほら…その服を手に取って……さぁ……。」 「あ・あぁ……ぐっ……」 服を持って試着室に入った翔。 堕ちたな…。 「ふぅ…!我ながら……良い仕事をしたわ。」 「あの…千紗姉。着替えたんだけど…」 「あら早いわね。いいわよ翔〜。」 試着室のカーテンが開かれると、そこには身体だけ女の子に変身した翔がさっきの可愛い服を着て立っていた! 「どう……かな?」 「(パシャリ!)」 「感想言う前にスマホで写真撮らないで!?」 「いいわよ翔!子供らしい可愛い系の服は文句なしのグッジョブよ!さぁ次に「清楚系・ゴスロリ・お嬢様・ワンピース」どれからいきましょうか!?」 「ちょ…千紗姉!?」 「ハァ…ハァ…全部買ってあげるから!(興奮気味)」 「そ・そんな事しなくてもいいよ!?それにホラ、そろそろお昼ご飯の時間だし……俺はコレで充分だから…!ね?」 「………あら、もうそんな時間?残念。(ショボン)」 翔の色んな女の子ファッション見たかったのに…でも仕方ないわね。 じゃあお昼ご飯は……アソコに行きましょうか。 〜車で移動して20分 大手市場の中にある回転寿司屋さん〜 買ってもらった女の子の服を着たまま来店した翔。そして千紗。 席に座る。 「わぁ〜!高そうなお寿司めっちゃ流れて来てる!」 「私、いつも「流れないお寿司」しか食べてなかったから…翔と来てみたかったの。翔、ここでよかった?」 「うん!俺、お寿司大好き!あ、食べれないのもあるけど…。」 「大丈夫、好きなの食べていいわよ?じゃあ、さっそく食べましょうか。」 流れてる皿を取ったり、注文したりしてモグモグパクパクとお寿司を食べてく2人。 少しして… 「??翔、さっきから安いお皿のお寿司ばっかりじゃない。もしかして遠慮してる?」 「え?好きなの食べてるよ?」 「どれどれ………まぐろ・さーもん・つなまよ・いくら・普通のえび………なるほどね。」 「な・なんだよ千紗姉?」 「翔はまだまだお子ちゃま舌って事ね。ほら、私の活〆平目とか食べてみる?大丈夫、ワサビ抜きよ。」 「うん。あ〜ん……もぐもぐ…。」 「おいしい?(あ〜…今のあ〜んの顔写真撮りたかったわ〜!)」 「うん。おいしい…と思うけど…まだよく分からないや。」 「ふふふ。そっか、そうよね。デザート食べる?」 「食べる!!!(満面の笑顔)」 「はぁ〜………可愛いすぎかぁ?(尊みを感じている)」 食べ終わった後も市場内のお店を見て回ったりして、お腹もお魚も満喫した2人だった。 「4」 〜車で15分くらい ゲームセンター 「百合BOWL」〜 「帰って来たわ!」 「うん、ホントに帰ってきたね。」 「やっぱり最後はここよね。さぁ!思いっきり遊びましょう翔!」 「うん!…あれ?」 「? どうしたの翔?」 「千紗姉、アレ…。」 翔が指差す方を見ると格ゲーコーナーに人だかりができている。 「あら、混んでるわね。ここ格ゲーの大会なんてやってたかしら?まぁ気にしなくていいわ翔。私たちは…」 「……あ!姫だ!本物の姫が来たぞ!」 「おぉ…!この惨状を聞き付けてやって来てくれたのか!?」 「ホントだぁ〜!」 「………千紗姉、気付かれてるけど?」 「チッ…。」 「うわぁ〜…ホントに嫌そうな舌打ち。(苦笑い)」 「当たり前でしょ。翔との楽しい時間を邪魔なんてされたくないもの。ほら、とっとと離れるわよ翔。」 「あらあら、「本物の姫」…まさかとは思いましたがアナタでしたか。」 人混みの中から1人の女子がこちらに歩いて話しかけて来た。 どこかで見た覚えがある…。 「げっ…!?青葉 葵(あおば あおい)…さま。」 「あ、確か千紗姉の学校で…。」 彼女は千紗のお嬢様学校「千葉女学院」の生徒の1人、青葉葵。 千紗に格ゲー大会でボコられてから因縁付けてくる女子高生である。(25話 翔お嬢様 参照) 「ここは本名を伏せておきましょう根城…いえ、姫さま?周りの目もございますし。それにしても偶然ですわね〜わたくしのスパーリング中にいらっしゃるなんて。しかも子連れですか。」 「……お邪魔したみたいですわね、どこかの誰かさま。では私たちはこれで…。」 「いえいえお邪魔などとんでもない。それよりも折角ですし、格ゲー10先勝負…いかがですか?」 「つつしんでお断りs…」 「まぁ、その子の前で負けるのはお辛いでしょうが…まさか逃げは…しませんよねぇ???」 「……。(プチッ)」 「(あ、ヤバいコレ)ち・千紗姉?俺は別に大丈夫だから…やっててもいいよ?頑張って!」 「……ごめんなさい翔。ちょっと黙らせてくるわね?」 格ゲーの筐体に早歩きで座る千紗。 相手も対面に座る。 「ようやくアナタを地に這いつくばらせてあげられますわね…では早速……」 「雑魚狩りで随分と天狗になっているようねアナタ…。」 「え?(何…?この殺気…!?)」 「覚悟はいい…?私は出来てる。かかって…来なさい!」 〜30分後〜 「おまたせ〜翔。行きましょう?(ツヤツヤ)」 「いやぁ……アソコまでボコボコにされたら誰だって泣いちゃうよ。」 格ゲー10先勝負は「10-0」で千紗の完勝。 相手の青葉葵は「ぐすっ…おのれ…必ず…ぶっ殺してさしあげますわ。」と言って涙目で鬼の形相をしながらゲーセンを去っていった。 「それよりさ…!何やる翔?」 「じゃあ…クレーンゲーム!」 「オッケー、さぁ〜満喫するわよ〜!」 翔と千紗は「クレーンゲーム・太鼓の○人・ワ○ワ○パニック・レースゲーム・バスケットシュートゲーム」など、沢山遊びまくった!!! 他にも… 「あ、よく見たら卓球もある!やろうよ千紗姉!」 「運動系は苦手だけど…翔のお誘いなら断るわけにはいかないわね。」 「これ…パンチングマシーンか。」 「翔はまだ小さいからパンチ台に届かないわね。ふふふ。」 「むぅ…笑わないでよ。いつかチャレンジしてやる!」 「そういえば…凛姉は殴って機械壊しかけたって聞いた事あったわね…(苦笑い)」 「え…?」 そして楽しい時間もあっという間に過ぎていき… 「5」 〜風穴家 入り口付近 車内〜 「ありがと千紗姉。家まで送ってくれて。なんか…俺がお礼したいって言ったのに、千紗姉に頼ってばかりな1日だったな…。」 「な〜に言ってるのよ翔。私はじゅ〜ぶんお礼を受け取っているわ。お釣りがでるくらい。」 「え?」 「だって、翔とのデートとっても楽しかったもの!!!」 満面の笑顔の千紗。 それを見て安心する翔。 「……くすっ、笑顔を失った少女。」 「ちょっ…!何で馬鹿菜の言ったソレを今思い出すのよ!?」 「ごめんごめん。俺も楽しかったよ千紗姉。じゃあ俺帰るね。」 「えぇ…あ、ちょっと待って!」 「え……わぷっ!」 パシャリ!!! 翔の肩を抱き寄せて、スマホのインカメラで2人の写真を自撮りする千紗。 「思い出。ありがとね翔!!!」 〜その後の風穴家〜 「翔…外のリムジンは何だったの…?一体何処に行ってたの?大丈夫翔!?」 「違うよお母さん…アレは…。」 「お兄ちゃん、もしかしてまたゆーかいされたの?」 「誘拐!?そんな…信じて送り出した…私の可愛い娘が…!うぅ…!(実は演技)」 「だから違うのぉぉぉ!!!あと俺は息子ぉ!!!」 〜根城邸帰路 リムジン車内〜 「へへへ〜……翔と私の…ツーショット写真…!しかも私の買ってあげた服!女の子!可愛いわぁ〜。」 「お嬢様。リムジン内とはいえ寝転がってゴロゴロしながらスマホを眺めるのは少々…。」 「今プライベートよ話しかけないでさもないとクビにするわよ。」 「oh…厳しいですな。」 「今日はホントに楽しかった…!またデートしましょうね、翔!」 おしまい

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