俺、鈴木隼人(すずきはやと)!!
小学五年生!!
なぜか、胸はあるのにちんちんもある魔法男の娘になっちゃったんだ!
これは、俺が本来選ばれるはずがない人間だったかららしい
結局、櫛引凜という西を担当する魔法少女のお姉さんに助けられた俺は、一度元の姿に戻ろうと変身を解いた…
が…
胸もちんちんもなくなっていた
親友の翔とその妹に、正体を黙ってもらい、
俺は、ちんちんがないまま学校に行くことになった。
翔「おい!あれから大丈夫だったか?」
隼「ひゃ!」
登校中、突然、声をかけてきた翔に、変な声が出てしまった
隼「ああ…あの後、家に帰って家族にバレることはなかったけど…」
そこで俺の顔は赤く染まり、話が止まった
ちんちんがない状態でのトイレの仕方がわからず、漏らしトイレを汚して、こっぴどくしかられた…
翔への笑い話にする話つもりだったのに、何故か言葉に詰まった
翔「けど?」
隼「…いや、大丈夫だった」
翔「?…まあ、いいや、ところで、隼人…お前、可愛くなった?」
隼「……は、はあ何言ってんだよ…」
俺は、顔が赤くなり、そのまま翔を置いて学校に走った
翔のやつ、俺の事情を知ってるはずなのに、
だいたい、ちんちんはなくなってるとはいえ、顔は男だぞ
可愛いはおかしいだろ!
隼「…バカ(小声)」
翔「いや、バカはないだろ!」
あれ?俺の方が早くスタートしたはずなのに?
しかも…俺はこんなに息を切らしてるのに、あいつは全然息を切らしてない…
翔「おい、遅れるぞ!」
翔の言葉に再び走り出した俺の胸の鼓動は早くなっていた
それは、息を切らして走ったせいだと…思っていた
一時間目は、体育だった
男子は、サッカーだったが、その授業で、俺はちんちんがなくなっているだけでなく、足の筋力も落ちていることがわかった