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こんにちは、

私、剣吉茜(けんよしあかね)です。

ひょんなことから私は、変身すると同級生の身体と首から下だけ入れ替わる体質になってしまったようです。

凛「二人とも微力な魔力だったはずなのに凄まじい魔力だ…」

若「これだよ、これ!フュー●ョンやポ●ラでも、ゲッ●ーでもコン・●トラーでも合体すれば、足し算以上の効果が出るのはお決まりだからね。」

凛「嘘をつけ!お前、自分で失敗と言っただろ!」

猫「それに話していた効果とも違う…本来ならこんなすげ替え状態でなく、身体まるごと替える魔法だったはず…その上で魔力を放出させた上で元の身体に戻して回復を待てば、魔力の上限も変わり、戦闘でも傷付かないほどの身体を手に出来たはずなのに…」

凛「ああ!それを狙っていたのか…だが、それなら、今の状態でも魔力が上がったのは変わりないはず…若菜、魔法を解いてやれ!」

若「…いや~それがさ、失敗した時点で既に何度も解除しようとしてるんだけどね。全然解除できないんだよね。ハハハ…」

若菜さんの乾いた笑いと冷や汗の落ちる音が静かに響き渡ったのでした。


(略


とりあえず、変身を解除すれば、私も翔も元の身体に戻ることが解ったのですが、魔法少女もとい魔法少年として戦う以上、戦闘時などは私も翔も異性の身体で過ごす必要がありました。

私と翔は、それぞれの身体について詳しく知るため、保険の授業を受けることになりました。


(略


翔に女性の身体について教えることになったのは、凛さんでした。

首から下が私の身体のまま銭湯に行ってしまった翔に嫌悪感を抱くことはありませんでした。

それは、私のことを考えて代わりに戦おうとした翔に好感を抱いたから…ではなく、私の方の保険の授業でいっぱいいっぱいだったからです。

私の保険の教師は千紗さんという三人目の魔法少女でした。


(略…本編と登場時期が違うものの、人物紹介は省略します


千紗さんは、まだ●学生である私に、あんなことやこんなことまで教え、その上、首から下は男性になっているのに、色んな女性服を着せていったのです。

着方はわかっているのに、男性の身体でそれを着ることによる違和感…千紗さんは、その姿を写真でおさめることでそれを自覚させてくれました。

千紗さんの授業は、何日も続きました。

そして、行われた屋外での実践授業…

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