「魔法少女翔 〜ちさちさ編 二次創作小説〜」
お久しぶりです!
コチラはさね野郎先生の代表作「魔法少女翔」の二次創作小説になります!
今回は翔とちさちさ(根城千紗)、2人のお話です!
お得な子とのデートは絶対楽しそうですね!
お楽しみいただけたら幸いです!
(最近、スマホで小説を書いているからか予測変換で「か」を打ったら「翔」がすぐ出るようになってましたw)
「魔法少女翔 〜ちさちさ編 二次創作小説〜」
お久しぶりです!
コチラはさね野郎先生の代表作「魔法少女翔」の二次創作小説になります!
今回は翔とちさちさ(根城千紗)、2人のお話です!
お得な子とのデートは絶対楽しそうですね!
お楽しみいただけたら幸いです!
(最近、スマホで小説を書いているからか予測変換で「か」を打ったら「翔」がすぐ出るようになってましたw)
シリーズ
魔法少女 翔タグ
投稿
『魔法少女翔 〜ちさちさ編 二次創作小説〜』
1
〜アジト(プレハブ)〜
俺、風穴翔(かざあな かける)!小学生5年生!
俺、男なんだけどこう見えて魔法少女やってるんだ!カッコいいだろ!?
今日は学校帰りにアジトに寄らなきゃいけなくなっちゃった。
忘れ物をしたからな〜。
「ちわーっす。誰もいなi……あ。」
「あら翔、いらっしゃい。今日は集会じゃないのに珍しいわね。」
椅子に座って本を読んでるこの人は「根城千紗」。俺の魔法少女先輩の1人、東の魔法少女だ。
凛さん達と違って魔法少女になると真っ黒で悪魔みたいになる、技とかも怖いんだよな…。
「ランドセル背負ってる翔も男の子の可愛さ抜群ね〜。一枚いただき。(パシャリ)」
「初めて会った時も学校帰りだったし、そんなに珍しくないでしょ…あと勝手に撮らないでってば。」
そしてよく俺の写真をスマホで撮ってくる。
「いいじゃない、これも翔の立派な成長記録作業よ。」
「はぁ。とりあえず俺、忘れ物取りに来ただけだから。すぐ帰るよ。」
ほっといて早く用事済まそう。
え〜っとリコーダー…リコーダー…。
「もしかしてコレ?翔?」
「あ、俺のリコーダー!今日の授業で忘れたの気付いて此処だって思い出したんだよ。ソレちょうだい。」
「………。(椅子から立ってリコーダーを高くかかげる千紗)」
「ちょっと……。(ぴょんぴょん)ねぇ……。(ぴょんぴょん)」
「…。(ニヤニヤ)」
「返してってばぁ!(ぴょんぴょん)」
「私も背は小さい方だけど…ホントに届かないと思わなかったわ。(小悪魔の顔)」
「ムキーっ!」
「返してほしかったら〜そうね……」
「な・なんだよ?」
「翔〜。」
「ん?」
「デート、しましょ?」
「…………………………はい???」
「2」
〜イ○ンモールもといジャスコ〜
デートのお誘いから数日後。
外にある西○屋前で待ち合わせする翔。
今は女の子に変身して服も天空(そら 翔の妹)監修のもと、ちゃんと可愛くコーディネートしている。
「どうしてこうなった…。あ、来た。」
「ごめんね〜お待たせ翔。」
千紗もいつもの私服ではなくオシャレしてやってきた。
「今の俺が言うのもアレだけど何で無駄に気合い入ってるの?」
「あら当然じゃない。翔とのデートよデート!あの場で言わなかったら若菜達に尾行されそうだし。何より以前、翔の女の子小学生男子デートを尾行してたら馬鹿菜に「うちらもデートしてるみたい」とか言われたのほんっと癪だったのよね。」
「へ〜そうなんだ〜(真顔)」
「そういえば翔、『あっちも』ちゃんと用意してる?」
「ぐっ……あるよ。何でかこっちも妹が用意してくれた。」
そう言って翔は手に持った紙袋をグイッと前に出して見せつけた。
「うんうん、上々ね。それじゃあ『まずは』女の子同士のデートを楽しむわよ翔!」
「へーい」
〜ジャスコ内 コスメショップ〜
「お化粧か〜。」
「ファンデーションやアイブロウみたいなお顔のだけじゃなくてネイル…あぁ爪の事ね。あとリップ…口紅とかもたくさんあるわよ。」
「うぇぇ〜……やっぱり面倒くさそう。」
「ふふ、そこはまだまだ男の子ね翔。大丈夫よ、ちゃ〜んとゆっくり教えてあげるから。」
〜ジャスコ内 下着売り場〜
「………あら。」
「ん?どうしたの?」
「前みたいに私の後ろに隠れちゃうかなってちょっと期待してたりしたんだけど。普通に入ってったわね。」
「なぁ…っ!(言われて顔赤くする)」
「残念残念。」
「ま・まだちょっと恥ずかしいけど、お母さんとか妹とも来たりしたからもう慣れたよ。」
「そうなのね。それより翔〜コレ試着してみて〜!」
「ちょっ!!またそのヒラヒラがついたやつ!?」
「前回渡したのも良かったけど〜前見かけた時にコレも翔に似合いそうだなって思ってたのよ。さぁ…さぁ…(ジリジリ)」
「ひぃ…!」
「3」
〜ジャスコ内 ファミレス〜
「ひ・酷い目にあった。」
「眼福だったわ〜。お礼にお昼は私が奢ってあげる。」
「え?大丈夫だよ、お母さんからお小遣いもらってきたから…」
「大丈夫よ翔。これはデートだけど年上の私が出すって言ったから、ここは素直にありがとうでいいの。」
「そ・そうなの?うん…ありがとう。」
「ええ。でも気を遣ってくれてありがとう。その姿勢はデートポイント高評価よ翔。」
食事が届き食べ始める2人。
少しして…。
「えっと…デザートも…いい?」
「う〜ん、千紗お姉ちゃんって言ってくれたらいいわよ?」
「お・お願い、千紗お姉…ちゃん?(上目遣い)」
「100億万点よ。(呼び出しボタンを押しながら)」
デザートも翔は美味しく食べ終わった。
千紗はその様子に悶絶しててスイーツを食べる翔の写真をとるのも忘れた。
そして小休憩をはさみつつ…
「さて翔。後半は『あっち』でお願いするわ。」
「えぇ〜ホントにやらなきゃダメ?」
「ダメ。」
「わ・分かったよ。行ってくるからちょっと待って。」
「翔〜誤解されそうなら共同トイレ探してきなさい。(ニヤニヤ)」
「はぁ〜」
……数分後。
「はい、お待たせ。」
「(パシャリ)」
「いきなり無言で撮らないで!」
「う〜ん、やっぱりお得ね〜翔は!前半は女の子デート。後半は『男の子の翔』とのデートを存分に楽しませてもらうわ!」
「わざわざ男子の着替えを用意させて…途中から変身を解除してって言われた時は意味が分からなかったよ。」
「だって…せっかくだから!(親指を立てる)」
「……よく分からない。」
「じゃあ行くわよ。翔、後半は男の子のあなたが行きたい場所選びなさい。」
「はーい。」
ぱさっ…
「あら?何か落としたわよ翔…はっ!?」
「あ、ありがと…あっ!」
「か・翔の……脱ぎたてブラj…!」
急いで千紗の手から落ちたブラを取る翔。
「や・やめてよ声に出すの!(ヒソヒソ)」
「ご・ごめんなさい…手にまだ温もりが…。」
「感想とかいらないから!今俺が持ってるの見られたら変態になっちゃう!(ヒソヒソ)」
ゴソゴソしながらファミレスを出る2人であった。
「4」
〜ジャスコ内 ユー○ランド〜
「あら、ゲーセンを選ぶなんて意外と考えてるわね。私も好きな所だからって思ったからかしら?」
「別にそんな深く考えてないよ。ほへほふひなほほろらはは(俺の好きな所だから)。」
「ふ〜ん、まぁいいわ。じゃあさっそく楽しみましょう!(フニフニ)」
「……もう!後ろからほっぺつまんで伸ばさないでよ〜!」
「ごめんごめん、柔らかかったからついね……小学生男子のもち肌ヤッバ…。」
その後、ゲーセンでゲームをしまくる翔。(を後ろから撮影しまくる千紗)
コインゲーム・シューティング・太○の達人・格ゲー。たくさん遊んだ!!!
「ぐぬぬ…仮面サムライの刀が取れない…!」
「(パシャリ)あら、クレーンゲームは苦手?翔。」
「うん。なんかこういうの難しいんだよな〜。あとちょっとで持ち上げられそうなのに〜。」
「あらあら初心者さんね。翔、ちょっと代わって。取ってあげる。」
「え、いけるの?」
クレーンのアームを操作する千紗。
「あ!そこまでいったら掴めないよ!?」
「いいから見てなさい。」
アームが降りる時、刀の柄にアームの端が当たって押し出される。
ガコン!
「取れた!すっげぇ!」
「普通は何回も位置調整しなきゃ取れないけど、翔が動かしてくれたおかげね。はい、翔。」
「わぁぁ!(キラキラ)ありがとう千紗お姉ちゃん!!!(素)」
「ンンンッ!!ぐっ…!!(パシャリ)」
「ちょっ!何でまた俺を撮るの?」
「はぁ…はぁ…こんなものを間近で向けられながらも写真を撮れた私を褒めてほしいわね…。」
「えぇ……す・すごいね?」
〜ジャスコ 外〜
「楽しかった〜!」
「えぇそうね。時間もあっという間に過ぎてしまったわね。」
「あ・あのさ。」
「?」
「今日は…その…ありがとう。仮面サムライの剣も取ってくれて。(ペコリ)」
「……ふふふ。」
翔の頭を撫でる千紗。
「??」
「あら、私がやるのは意外?今日の翔、とっても可愛いかったしお礼も言えて良い子だったからご褒美よ。」
「えぇ〜何か嬉しいけど子供扱い…。」
「当たり前よ。あなたまだまだ子供だから。男としても、魔法少女としても。ね?」
「な・なら俺、もっと強くなってやる!」
「…そこはカッコよくなる!じゃないの?」
「そ・そうだよ!あとこれから俺はね〜…」
「それより翔〜今日の翔フォルダの写真、『可愛い翔ベスト10』を厳選したんだけど帰りながら見てみない?」
「ええっ!?そんなにとったの!?ちょっと〜!」
こんな感じなやりとりをしながら帰路につく2人。
翔と千紗、2人だけの楽しい時間だった。
おしまい。